2016年12月31日

今更な感想

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もう公演が終わって2週間経つのですな。
ということで今更ですが音楽劇「金色のコルダBlue♪Sky SecondStage」の感想を。

この舞台は「金色のコルダ3」をアニメ化した「Blue Sky」が一応原作。
ですがやっぱり大本はゲームの「3」がベースになっており、更に派生の「Another Sky」のエピソードも含まれています。
なので舞台だけでなくそれらのゲーム・アニメのネタバレが含まれています。
未プレイな方はご注意ください。
またこちらは個人的な感想で、何様目線で書いてたりしますのであしからず。









9月にあったスピンオフである「Prelude of 至誠館」が初めて生で観たコルステだったわけですが、本当に熱かったんですよ。
お話もキャストの熱量も。
「Prelude of 至誠館」を観に行く前に「First Stage」のDVDを観てはいたのですが、生はこんなに熱いのか!と思ったんです。
そしてコルステの売りのひとつでもある生演奏。
「コルダ」が主にクラシックを演奏するキャラが出てくるゲームなので演者に合わせて奏者が生で弾いているのです。これがまたアツイ。
しかも至誠館は吹奏楽部なので金管五重奏がメイン。迫力がある。
このいろんな熱にやられたわけです。

で、いつぞやにも書きましたが2nd Stageがあるってことをゲームコルダのイベント星奏学院祭に参加した夜に知り、そのサイトの絵が神南高校の二人で「もうこれはいくしかないよ!」となったわけですが、「Prelude of 至誠館」を観た後は「これはもう複数回行くしかない」と決めました。
なので計4回、2nd Stageは行きました。複数回同じ舞台観るの久々でしたわ。
まだ始まってないうちから複数回チケットを取るのって不安はあるのですよ。「ダメ舞台だったらどうしよう」ってね。
でもね、コルステはなんとなく大丈夫だろうという予感がありまして。
それはもちろん1stと至誠館がよかったから。
脚本家が3作とも違うんですが演出は同じ吉谷光太郎さんなのでおそらく大丈夫でしょうと期待を込めて。

そしたらね、面白かったんですね。
今回は1列目ほぼセンター(女神のご加護)、5列目上手2回、9列目上手の順で観ることができまして、おかげで毎度違うところが見れたり(5列目上手はほんと1席ずれただけだったけど)気付けたりするところがあってよかったです。

今回は2ndとあるとおり1stのつづき。
全国学生音楽コンクールのアンサンブルの部で優勝をめざす星奏学院オーケストラ部が強敵至誠館吹奏楽部(至誠館は仙台の高校)を破り東日本代表の1校に選ばれたのが1st Stage。
2nd Stageは西日本代表に選ばれた神南高校管弦楽部との戦いが描かれています。
神南高校との戦いはセミファイナル、つまりはこれに勝った方がファイナルに進め、ファイナルで勝った高校が優勝となります。
神南高校はヴァイオリン二人とピアノの編成のアンサンブルですが楽器はサイレントバイオリンとキーボードという電気楽器での編成。
この3人は地元神戸を始めとしてライブ活動を行っており、すでにファンがついているくらい人気のある3人組。
一方星奏学院のアンサンブルはヴァイオリン二人、ビオラ、チェロのスタンダードな弦楽四重。
華やかな神南に対し地味でソツのない演奏の星奏はどう戦うのか、というのが今回の見所というかメイン。
その中に主人公響也の成長、律の苦悩、大地の律とは違うアンサンブルの支え方、千秋の父への思い・葛藤、蓬生の千秋への思い(変な意味ではない)、芹沢のコンプレックス、そしてそして冥加玲士の登場とかなでへの執念などなどまあ盛り沢山でしたわ(笑)

私はゲームやってたからわかったけどさ、まったく知らない人が2ndから観たらわかったか?と言われたらちょっと疑問。
一応1stの振り返りみたいなのも入るには入るんだけどザザっとだし、音声の効果を変えたりして過去と現在の区別などをさせていたけれど同時系列で振り返られたりするので1回でわかるかといわれたらちょっと無理かもしれません。
でもね、ゲームやってる人と理解力の高い人はきっと大丈夫だったと思う(笑) そりゃそうか。
だから難しいところだよねー。シリーズもので原作がゲームだったりアニメや漫画だったりするものは。
そもそも3のアニメだってだいぶ端折って12回にしてたものね。評判も正直あんまりでしたし。
それを2時間にして数回にして、しかも1回目から時間が空いてるとなったらさらに大変でしょう。

まあでもたしかにごちゃごちゃしたところはあったけど概ね楽しかったです。

私もまだゲーム「Another Sky 神南」が途中なのでどこまでこの2ndに入ってたのか全部を把握はしてないんですがそれでもポツポツASネタが入ってたので、よく入れてくれたなーと思いました。
ゲーム「3」でのセミファイナル自体、たしかそんなに盛り上がった印象はないんですよね。
だからあのセミファイナルだけをどう盛り上げるんだと思ってたのですよ。
それをあの2時間でいろいろ盛り込んで盛り上げたんだからすごいなと思いました。

そうだなー、残念だったのは主に律くん。
まずね、衣装のサイズが合ってない。
おそらく前任者の衣装のままだったのではないかと憶測してるのですが、みんながズボンのお尻ぶぶんがフィットしてるのに対し一人だけダボっとしてるのよね。
なんだろう、例え様がないんだけどみんな着こなしてるのに着こなせてないダサいイケてない学生みたいな感じのズボン。長さもちょっと余ってた感。
ほんと2.5次元は衣装重要だから。そこをケチってはいかん。
あとね律がすごいヴァイオリニストって伝わってこない。
なぜなら律のヴァイオリンのすごいシーンがないから。1stにはあったけど。
2ndは怪我しちゃって弾けないって時期なので仕方ないんだけど、みんなが「律が」「律が」って言うけど実際どうなの?っていう。
それでヴァイオリン持って行方不明になって。
あれは海で何するつもりだったんですかね。ヴァイオリンを捨てるつもりだったのか、律が入水?

あと律は真面目くんなだけじゃないんだよーって。律の面白さが全く出てないのが律スキーとしては残念。3rdで炸裂を期待。

そしてなにより不満なのは「なぜあの演奏で神南が負けるのか」。
これに尽きます。
1回目観たときほんと意味わからなかったもの。
ていうか正直至誠館が負けたのも意味わからんかったけどね。
最初は「ストーリー上、主人公の学校じゃないから負けなのはしょうがない」と納得させてましたが、数回観るうちに
「神南は電気楽器を使ってのクラシック演奏。それが武器でもあり仇にもなる」という面を理由とすることとして納得させました。
実際千秋パパのセリフに「正当なクラシックなら勝てた」というのがありますし、律のセリフにも「東金のような演奏スタイルを好まない審査員もいる」というのもあります。
なのでそういうことなんだろうと(笑)

でもね、今回ヴァイオリンソロ部門でも千秋さまは勝ててない。
これが千秋の選んだいばらの道なのでしょうな。
「俺はこれ(カンタレラ:千秋のサイレントヴァイオリン)で夢をつかむ!」と決めた千秋。
どう言われようと、どう評価されようとこのスタイルを貫くのでしょう。
「勝負は結果だ」と潔く負けを認める千秋。
でもきっとほんとは悔しくて、お父さんにも認めてほしくて。
最後のアヴェ・マリアでの涙が印象的でした。

そんな千秋を支え、その夢に乗っかると決めた蓬生さん。
熱かった。熱い蓬生さんでした。
ただ支えるだけではなく2トップとして戦えるという強み。
死と隣り合わせでも千秋とヴァイオリンを弾いていたら生きているという実感が抱けて。
だからこそ千秋と一緒に演奏している時はより生き生きと華やかにみえたのかもしれません。
この蓬生さんが死と隣り合わせな表現が王道でしたが好きでした。
白い仮面をつけたアンサンブルさんがそばにいるの。
「生きてるって感じるんや!」あたりで死がいなくなるんだよね確か(違ったらごめんなさい)

芹沢くんは今回初登場。
かわいい芹沢くんでした。
でも席がいっつも上手だったのでピアノがある下手がほとんど見えず、それが残念でしたな。
すっと立つとなんとなく体型が逆三?ウエストに対し肩幅があるような。
私の中でゲームのイメージが強い芹沢は柱みたいなイメージなんだけど(ひどい)
でも芹沢くん柔道やってるしね。
あの二人のお世話は大変でしょうなあ。でも二人にとっての癒しなんだろうな。
「お前のそういうところに救われるぜ」という千秋さまのセリフが物語ってる。

本当、神南の3人が良くて。
いい関係が読み取れました。
セミファイナルの1曲目がお馴染み「死の舞踏」だったのですが2ndでも聴けて嬉しかったです。
「コンクールが終わるまでこの寮に滞在する」そうなので、てことは3rdも出演確定ね!

今回初登場だったもうひとり、冥加玲士。
すばらしい存在感でした。
最初からステージを履けるまで冥加玲士でした。
ツイッターも公演中は名前が冥加玲士で、ヘッダーはシュトゥルム(冥加のヴァイオリンの名前)、ツイートも冥加玲士でした。
本物だった。
劇中、かなでちゃんにしか気配が感じられなかったりしてほとんど亡霊扱いなシーンが多かったですがそれもよかったです。
私の鑑賞最終日にやっと気づけたのがセミファイナル、客席で聴いてる時があるのよね。
「あ、あんなとこで聴いてる!」と驚きました。
公演中、カーテンコールでキャスト1名がいつも日替わりで挨拶をするのですが冥加さんの時は面白かったようですね。見たかったー。
ぜひ3rdも同じ冥加さんでお願いしたいです。熱望。

星奏学院のみなさんは典型的主人公軍団で相変わらず(悪い意味で言ってないよ)
かなでちゃんと律くんが1stからキャス変されてましたが軍団的にはそう違和感もなく。
かなでちゃんはボウイングがうまかったですなー。声がまんまアニメかなでちゃんだった。
響也は熱血くんですなー。あと語彙力ねえなと。あ、でもそれでいいのかな(笑)
律が鬱になって逆に素直になりましたな。最初からそうしろよ、というところはゲームやっててもそういえば思ったよね(笑)
大地先輩は相変わらずおっとりな感じでしたがまああれがコルステの大地先輩なのでしょう。
りんごの扱いがうまかったですな。
ハルくんはきっとほんとにいたらこういう子なんだろうなーと思いました。
ゲームでは女性が演じてられるのでセリフにどうしてもヒステリック感を強めに感じてしまうこともあるのですが、男性がちゃんと男の子をやってくれてるので同じセリフでも男の子らしさを実感できるというか。
かわいいかわいい。
星奏のゲリラライブ、日を重ねるごとに面白くなっていってよかったです。

神南のゲリラライブももう慣れてるからいい感じでね。
今回最初からゲリラライブでしたもんね。
アドリブのあたりは来てくれたコルダファミリーにサービス旺盛でしたね。そこで観客も「来てるのか!」と知るっていう(笑)
あと八木沢部長とのゲリラライブもね。
八木沢部長のぽややんな感じ、いいですね。でも熱いっていうね。
あのシーンでは千秋との仲の良さが出てましたな。
そうそう、今回観劇したあとにフォロワーさんとご飯食べに行った日があって、その時そのフォロワーさんが仰ってたけど千秋にむけて「土岐くんがうらやましいよ」のセリフはどこポジにめざしてんだ、っていうのがおかしかったです。
しかもその指摘、勘違いっていう。
からの「千秋らしいね」。え?把握してるの?間違ってたけど?(笑)
八木沢部長は全体の癒しですな。
ゲームだともうちょっとしっかり部分が多い気がするのですがコルステは完全なるボケですよね。もちろんしっかり部分もあるけどね!
今回、至誠館はすでに負けてしまっているので、至誠館からの参加は八木沢部長だけだったのですが、「Prelude of 至誠館」で神南組がやっていたようなストーリーの説明役なども担当していて、いてくれてよかったなあと思いました。
また至誠館メンバー全員揃ってほしいなあ。
密かにゲーム版の方の2月の至誠館イベントでゲストに出るんじゃないかなと思ってるんですが。ほら、コルステ至誠館DVD発売も2月ですし。宣伝に。どうだろう。

とにかく本当に楽しい公演でした。
私、今年何本かお芝居観たけど全部かき消されたと言っても過言でないくらい楽しみました。

音楽が本当素晴らしいんだよー!
クラシックそのまま演奏されるものもあるし大幅アレンジものもあるし。
OPの「ツィゴイネルワイゼン」とラストの「ひばり」と「夏」のミックスアレンジが素晴らしかった!
どうしても「夏」の曲調と勢いが強いので「ひばり」負け気味に感じちゃったけどね。
「夏」は台風がモチーフですからね。その中飛ぶのは大変でしょうよ。
でも勝ったってことは曲にもそういう意味合いもあったってことなんですかね。
今回、楽器にピアノと打楽器とギターも加わったことでクラシック曲以外のBGM曲にも背景感が増した感じがしましたね。
サントラ出してほしいねー。難しいだろうけど。
奏者さんもずっと演奏しっぱなしで大変でしょうに。
それに演者と合わせないといけないしね。
演者も演者で弾いているように見せるのが大変でしょうに。
キャラで弾かないといけないし。
どちらが欠けてもだめな演目。
ホント、毎回毎回アツイすごいライブをみせてもらいました。
演奏終了時にこちらも熱い拍手を送らせていただきました。
コルステの楽しみ方の一つに客が観客役を演じれるというのもあります。
神南ゲリラライブでの神南モブ(ファン)役(千秋さまの合図で「ちあきさまー」とか声かけOKになるところがある)
カーテンコール時の演奏者へのブラボーの掛け声などなど。
客をつかったうまい演出だと思います。客もたのしいしうれしい。


今回の戦利品。
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パンフと土岐さんソロブロマイドと自引きできてうれしかったトレーディングブロマイドの土岐さん2枚とアクリルキーホルダー律くん。
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後日フォロワーさまのご好意でトレブロ土岐さん1枚を譲っていただいて、これでトレブロの土岐さん全種揃いました!ありがとうございましたー!

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まあほかにこれだけ買ってるんだけどねー。あはは。
トレブロは罠。


ほんと楽しい舞台でした。
次はいつやってくれるかなー。
あんまり間が開かないとうれしいけどなかなか難しいかなー。
見終わってますますコルダ熱があがった私なのでした。
まだまだコルダ遊ぶよー!(てかゲームがそれぞれ終わってない・・・)


(ニコ生タイムシフト見て思い出したり思ったことが出たらまた追記するかも)




posted by あむか at 01:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 鑑賞記 | 更新情報をチェックする
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