2016年05月11日

先月観たものの感想 その1

もうそろそろ一月ほど経つんだけど先月観たものの感想をボチボチ。


本日はこちら!
4/15の金曜にシアタートラムで上演されていた「マーシーシート」を観てきました。
女優の名取裕子さんと声優の三木眞一郎さんの二人芝居。
私の中で不動の一位(たぶん)の声優みきしんさんの久々の舞台でのお芝居。
しかもあの名取さんとの二人芝居となっては観に行かないわけがない、ということでチケットを取りました。
主催の先行予約でチケットを取ったら前から2列目でした。
やや下手よりではあったもののステージに近いよ!三木さんがそこにおるよ!
そして隣の隣の席にはかないみかさんが座られてるっていうね。
なんか後ろの方とか前の方が挨拶されに来ていたから結構まわりにその業界の方々がいらしてたのかなと思いました。






【あらすじ】
2001年9月12日未明。9,11 テロ事件の翌日。NYにある、女のアパートの一室。
女はアビー。キャリアウーマンにして出世街道まっしぐら。一緒にいるのは一回り程年下で、ビジネスマン、自分の部下であり恋愛関係にある男、ベン。
ベンには妻子があり、二人は不倫関係にある。
たださえ苦しむ関係であるのに、アビーはある種の「パワーハラスメント」と世間にとらえられることにもおびえている。
そしてあのテロ事件の時、仕事を抜け出し、たまたまこのアパートで密会していたため、事件に巻き込まれなかったのだ。
ベンの家族は、当然、ベンの消息を心配して何度も携帯に電話をしてきている。しかし、ベンは出ない。
ベンは言う。きっと家族は自分が死んだものと思っている。これは新しい人生への「招待状」だ。このまま二人で、どこか知らない州へ逃げて行けば、家のローンや様々なしがらみにとらわれず、二人でやり直せる。

砂塵舞い、遠くにサイレンが響き、騒然としている屋外の様子を背景に、静かな室内での男女の揺れる心理描写を、セリフ劇で綴っていく。極限の中でのエロチシズムと、究極の愛と、選択。古今東西における男女の普遍のテーマ。
最後にアビーが選択したのは・・・



9・11の事件がおこった翌日が舞台のこのお芝居。
私が観た日は熊本の大地震の日の翌日でした。
なんだかそういうことでは考えさせられるものもあったり。

でも、基本的に私にはニール・ラビュートの作品は合わないなと確信。
以前も「カワイクなくちゃいけない理由」(だっけ?)を観たときも感じたの。
今回のこの作品を観てやはり「合わない」と思っちゃいました。

三木さん、よかったです。
声でお芝居ができるっていうのは武器だなと思いました。
もちろん全身でお芝居されてましたよ。
それはそれはダメな男の役でしてね(笑)
「これを機に新しく出発!」みたいなことを言ったくせにやはり最後は家族のもとに戻るっていうなんとも子供っぽい情けない男でありました。
名取さん演じる上司であり不倫の相手でもある女性はやはり三木さん演じるベンよりもオトナな女性で。キャリアウーマンというのがビシビシと感じ取れる女性でした。
でもやっぱりお芝居でも名取さんがひっぱってる感があったかな。それはまあ仕方ないよね。

名取さん演じるアビーのヒステリックなところが非常にアメリカンで、おそらく土壌の違いにちょっと違和感というかなじめなかったりして。
というか私が外国の現代ものに向いてないんだなと気づいたのが最近。
「カワイクなくちゃ」もそうだけど韓国産ミュージカルの「サ・ビ・タ」も「どうしてそんなことで怒るかね?」と感じちゃったのよね。
時代が今とかじゃないと割と大丈夫なんだけどなんか「怒る」ことに共感できないのが現代ものだと多いかなあ、と。
難しいですな。「怒る」ってほんとストレートに気持ちがでるものだからこそ同調できないと「?」となっちゃうんだよなあ。
あとワンシチュエーションな芝居で上映時間のほとんどがどっちか怒ってる芝居って観ててもあんまりいい気分じゃないよね(笑)
そういう意味でもお二人の消費エネルギーを考えると「おつかれさまです」としか言いようがないですわ。

でもま、久々に三木さんのお芝居が観れてよかったですよ。
またお芝居される機会があるのなら観たいなあと思います。
あと三木さんぜひ遙か関連も出てくださいね・・・!と書いてみたり(笑)



posted by あむか at 00:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 鑑賞記 | 更新情報をチェックする
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